2009年08月03日

《コネクテッド/保持通話》

既に一般公開始まってますが、私は試写会で観てきました。
本家の「セルラー」を観てないので、どの辺がどのようにリメイクされたのかはわかりません。リメイクということは意識せずに観ました。

すごく面白かったです。古天樂(ルイス・クー)がある誘拐事件に巻き込まれて、行きがかり上、誘拐された徐煕媛(バービー・スー)を助けるために死にそうな目にまであいながら奔走するお話。ルイスが頼りなくて気が弱そうな中年男という設定で、途中で何度もルイスに「もう無理だから。早く警察に引き継ぎなさいよ」って言いたくなるんだけど、どうしてもルイスが頑張らざるを得ない状況がずーっと続くんですね。その状況設定に無理がなくてちゃんと納得できる、よくできたお話だなと思いました。まあカースタントは「ありえなーい」と思う派手さだったけど、そこは映画の見せ場だと思えば逆にワクワクしたし。

偶然つながった携帯電話での通話を絶対に切るわけにはいかない。悪者(リウ・イエの悪役ははまってた!)も容赦なく迫ってくる。ものすごく緊迫した状況なのに、ルイスが必死になればなるほど、どこか可笑しい。例えば成龍(ジャッキー・チェン)はコミカルな動きや表情で「ここは笑いどころ」とはっきりわかる演技だけど、ルイスは終始ただもう必死!で全然わざとらしさがない。なのに観ているこっちは、なんだか笑っちゃう。ルイス、すごいぞ!と思いました。で、喉がカラカラになりそうな緊張感とクスッと笑ってしまう「おかしみ」が同居する、この独特な雰囲気がこの映画の魅力なのかなと思ったのでした。

バービーというか大S、私は嫌いなんですが、この映画での大Sはよかったです。こちらもお母さん役が違和感なくはまってました。娘の命を救いたい一心で、顔も知らない男(ルイス)にすがって助けを求める母親を熱演してました。でもやっぱり、ルイス!よかったですねー。ルイスにもそろそろ主演男優賞あげたい(って上から目線でごめんよ、笑)と思いましたよ、ほんとに。

ちなみにクライマックスのルイスとリウ・イエの格闘シーンでは、同じく陳木勝(ベニー・チャン)監督の《ジェネックス・コップ/特警新人類》を観た人ならきっと謝霆鋒(ニコラス・ツェー)と仲村トオルのシーンを思い出したはず。場所も同じところ?とか思っちゃうくらい、そっくりでしたね。そういえばリウ・イエと仲村トオルの服装も似てた!あれが陳木勝監督の「悪者」のイメージ?(笑)

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コネクテッド オフィシャルサイト
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2009年05月06日

《新宿インシデント/新宿事件》

連休最終日に新宿の映画館で観て来ました。
いやもう怖かった〜!めっちゃ怖かった!!周囲の席からも“声にならない悲鳴”が聞こえるというか、息を飲む気配というか、そんなの感じました。といってもホラーとかスプラッタとか、そういう怖さではないのですよ。今までヤクザもの、マフィアものいろいろ観たけど、一番怖かったかも。

中国からの密入国者たちと日本のヤクザと新宿の華僑を牛耳る中国人の親玉が歌舞伎町を舞台に抗争を繰り広げる映画、とでも言えばいいのかな。日本人も中国人も権力と金への欲望を抑えきれず、破滅へと向かっていきます。そこに巻き込まれていくのが主人公の成龍(ジャッキー・チェン)。最後はものすごくやるせない気持ちになって終わる、暗い重い映画でした。

回想シーン以外ほぼ全編、日本ロケ?知っている場所もたくさん出てきました。歌舞伎町の今まさに映画を観ている、その映画館がある界隈も映ったり。自分がいるこの場所で、こんな事件が起きているという感覚が怖さを倍増させる気がしました。映画が終わった時、映画館を出ながら「歌舞伎町、こえぇ〜」と言ってる男の人もいました。日本に来たことのない外国人がこの映画を観たら、日本の新宿、歌舞伎町がどんだけ怖い街か、って思うだろうな。香港映画でどんなに残酷なシーンを観ても、どこか別の世界という感じで距離を置いて観られるのだけど、この映画は知ってる街だからこそ、いっそう怖かった。特に呉彦祖(ダニエル・ン)に関係するシーンがほんとにほんとに怖いのですよ。

そういえば呉彦祖といえば、普通話をしゃべっていたけど、あれは本人声かな?成龍も、その他の中国人もみんな普通話です。林雪(ラム・シュ)はじめ、名前はわからないけど香港映画でちょくちょくお見かけする俳優さんがたくさん出ていて、その人たちもみんな普通話をしゃべっているのが、ちょっと不思議な感じでした。そして林雪も成龍も日本人キャストの竹中直人も今回はシリアス100%。クスリと笑うようなシーンすらいっさい、これっぽっちも無いです。
范冰冰(ファン・ビンビン)はすごく可愛かったです。日本でファンが増えるかもね。

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新宿インシデント 公式サイト
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2009年05月05日

《赤壁U決戦天下》

ようやく観て来ました。《赤壁/レッドクリフU》。

「Tより面白いよ」と聞いていましたが、確かに。テレビCMで「Uだけ観ても面白い」とも言ってましたが、確かに。三国志を知ってる人ならTは観なくてもいいのでは?とも思いました。私の場合はいきなりUだけ観たら、人物設定とか相関図がわからなかったとは思うのですが。

Uはほとんど戦いの場面ばかりなんですが、Tよりさらに迫力があってすごかったです。戦争映画は嫌いなはずなんだけど、これは不思議と“血沸き肉踊る”気分というか、なんか高揚しましたねー。面白かったです。満足しました。

ただ、残念だったのは小喬かな。なんだかあれじゃ、あの大作戦が全て「“あの女”のおかげ」みたいで、どうも納得いかない。100歩譲ってその設定がありだとしても、小喬役の林志玲が残念。もっと他に香港や大陸に凄みの出せる女優さんはいなかったのでしょうか?優しいだけじゃない、凛とした強さみたいなもの、残念ながら感じませんでした。それでも1000歩譲って林志玲の小喬がアリだとしても、せめてもう少し落ち着いた声に吹き替えてほしかった。Tではあまり感じなかったけど、Uでは違和感ありまくり。浮いてました、あの声。

ともかく映画は面白かったです。でも前後編って嫌ね。後編を観に行くまでは、なんだか宿題が残ってる感じで気になって仕方なかったです(笑)
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2009年02月26日

《梅蘭芳》試写会

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昨日、新宿ピカデリーにて行われた主演俳優の舞台挨拶付き有料試写会に行ってきました。チケットは即時完売だったらしいですが、友人がゲットしてくれていました。謝謝!

舞台挨拶は黎明(レオン・ライ)、章子怡(チャン・ツィイー)、安藤政信のお三人。ツィイー、顔ちっちゃい!と思ったけど、安藤さんも負けず劣らず小さかったです。初めてツィイー見たけど、キレイというよりなんだかキュートなカワイイ感じでした。びっくりしたのが黎明の早口!勝手に無口なイメージを持っていたもので、よどみなくしかも猛烈な早口でしゃべるのを見て驚きでした。

試写会なのに、会場ではもうパンフレットを売ってました。他に写真集とかノベライズ本の販売も。来場者にはポストカードと金色の「梅花御守」のプレゼントがあり、なかなか豪華な試写会でした。画像は会場に飾られていた京劇の衣装。

映画について。一言で言って私は『「梅蘭芳」は孫紅蕾(スン・ホンレイ)の映画だ!』と思いました。情報を何も持たないまま試写会に行ったので、孫紅蕾が出ていることも知らなかったのですが、実は孫紅蕾は《鐵三角》以来、気になってるお方でして。孫紅蕾がとにかくとにかく良かった!孫紅蕾の声が汪峰に似ているというのも今回の新発見でした。声にまずしびれ、もちろん画面の孫紅蕾の演技にもずっと心奪われ。あ、知らない人のために書いておきますが、孫紅蕾はオッサンカテゴリの人で美形ではないですよ。でも素敵なの。
「梅蘭芳」は有名な実在の京劇役者、“梅蘭芳”の人生を描いた映画ですが、この“梅蘭芳”の生き方に最も深く関わる人間、“三哥”を孫紅蕾が演じており、いわばこの映画のキーマンとなる重要な役なのです。圧倒的な演技力と存在感、素晴らしかったです。

付けたしみたいになるけど、黎明も“梅蘭芳”役に合ってました。若い頃の“梅蘭芳”を演じた若い役者さん(余少群)も良かったです。ポスター等の京劇メークの写真はこの余少群のもので、実際、非常にきれいで、舞台シーンも堂々としていました。
「花の生涯」というくらいで、長い年月のお話しなのでストーリーは駆け足になってしまった部分もありましたがメリハリがあって面白かったです。主役はもちろん黎明なんだけど、でも私はやっぱり“梅蘭芳”のために、“梅蘭芳”という芸術を作り上げることに自分の人生をかけた“三哥”の情熱の方が印象に残った映画でした。そう《無極》で霆鋒演じる北の公爵がどうしても印象に残ってしまったように。陳凱歌(チェン・カイコー)監督ってそういう映画の作り方がクセなんでしょうか?

「花の生涯−梅蘭芳」公式サイト
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2009年02月20日

《天使の眼、野獣の街/跟蹤》

天使の眼、野獣の街.jpg《天使の眼、野獣の街/跟蹤》を観て来ました。劇場はガラガラ、とはいっても20人以上はいたみたいだからよい方か。男性客が多かったです。

さて感想。ネタバレするかもです。
香港警察の情報・監視班に配属された新人の女の子が、任達華(サイモン・ヤム)演じる上司に尾行術などの指導を受けながら成長していくというお話し。展開がスピーディーでずっとドキドキしながら観ました。香港映画にしてはわかりやすい作りで、警察物なのに若い女の子が主人公というのも珍しい。最後に死なない(誰が、とは言わないけど)のも香港映画らしくないけど、「死ななくてよかった」と心底ホッとしたし、観終わってさわやかな気分になれました。主演の女優さん、徐子珊(ケイト・ツイ)は新人だそうですが、初々しくてよかったです。

「香港映画らしくない」点もあるけど、このテンポの良さはまさしく香港映画ですなー。香港の街の中を犯人を追い、尾行するので香港の街並みフェチにはたまらないでしょうなー。私自身はヤムヤムや強盗団のクールなボス、梁家輝(レオン・カーファイ)がそれぞれ魅力的で、特にヤムヤムは「こんなお父さんが欲しい」とか思ったりして(笑)とにかく「警察物かー。しかも主役は知らない新人女性だし。でも映画祭での評判はよかったんだよね。」とほどほどの期待で観に行ったら、これが予想以上に面白かったというわけ。時間の都合で《天堂口》をあきらめてこっちにしたけど、正解だったかもね。でも《天堂口》もなんとか時間作って観に行きたい!

《天使の眼、野獣の街》公式サイト
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2009年01月22日

“昔の男”と国際俳優と郷土愛

受験生を抱えておる身ゆえ「人ごみに出るとインフルエンザをもらってしまう。映画も我慢した方がいいよ。」とトモダチから暖かい忠告をもらったにも関わらず、我慢できずに映画館へ行ってしまったダメ母meiryです(笑)

《K-20怪人二十面相・伝》を観てきました。すごく面白かったー!これ、めっちゃ語りたいけどネタバレになるから何も言えな〜い!一足先に観て、「面白かったよ!」とメールくれた友人に後でメールしよっと。

金城さん、香港映画で観ていた時は特にそう思ったことはなかったけど、邦画に出ているのを見て「やっぱり存在感あるなぁ。さすが!」と思いました。そしてその金城さんと対峙する仲村トオル!あいかわらず素敵だった。何を隠そうトオルさんは私の“昔の男”(笑)。BE-BOPの頃からのファンだけど、最近は優しいお父さんやいい夫、もしくはお医者さんとかお役人とか型どおりの役が多くて不満でした。(このあいだまでやってた《チームバチスタの栄光》のシラトリさんはよかったけど。)でも今回のトオルさんはよかったわ!というか、あの役はトオルさんしかできないわ!最後に前髪をおろしたお顔に昔の面影を見た気がして懐かしゅうございました。

そんで途中で金城さんとトオルさん(遠藤平吉と明智小五郎)がワインを酌み交わしながら語り合うシーンがあって、“国際俳優”で存在感ありありな金城さんと私の(笑)トオルさんが互角に演技で勝負してるわ〜〜と一人で勝手に感極まり、涙ぐんでしまったアホな女は私です。クライマックスのシーンでも「トオルさん、ぶらぼー!」と心の中で拍手を送ったのは言うまでもありません。

そしてもう1つ、この映画にはmeiry的ツボが!エンドロールを見てたら撮影協力に「北九州市、荒尾市、大牟田市」とあり、ロケ地協力にも福岡県内の建物がずらずらを名を連ねていました。その筆頭にはデカデカと「九州大学」の文字が!いや私は卒業生ではないですが、身内がここのOBです。「映画の中の古めかしいレンガ作りの建物はどこだろう?上海でもロケしたらしいから上海かしら?」なんて思ってたけど、あれは九大の箱崎キャンパスだったのではなかろうか?私も学生時代に何度か行ったことがあるので、思い入れもあり、ちょっと感動。

福岡フィルムコミッションや北九州フィルムコミッションのことは前々から知っていて、映画やドラマのロケ地誘致を積極的に行っているとは聞いていましたが、こうして実績を積んでいるのねと福岡人として嬉しく思ったのでした。(私は長崎生まれの福岡育ち。都合にあわせて長崎人になったり、福岡人になったりしますのよ。オホホ)

あー、こりゃ全然、映画の感想になってないわ(爆)
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2008年12月01日

《文雀》

またも映画観てから時間がたちすぎて忘れてしまいそうですが、東京フィルメックスという映画祭で香港映画の《文雀》を観てきたのでした。前回の《放・逐》に続いての杜h峰(ジョニー・トー)監督作品です。出演は任達華(サイモン・ヤム)、林煕蕾(ケリー・リン)、林家棟(ラム・ガートン)、羅永昌(ロー・ウィンチョン)、張満源(ケネス・チャン)など。ネタバレしないよう気をつけながら感想書きます。

私は《放・逐》より、こっちの方が好きでした。杜h峰好きの方はまた違う意見なのかもしれないけど。なんだか観終わってほっこりした気分になるような、自然とニコニコしてしまうような、つまり後味のいい映画でした。最後まで誰も死ななかったし、死人が出るようなお話ではないんですよ(笑)途中、途中で吹き出しそうになるような可笑しい場面もいっぱいあって、楽しかったです。とにかくオヤジ達がみんなカワイイ。でも一番可愛かったのはケリー・リンを囲ってた老親分。ラストで予想外な“可愛ゆさ”を見せ付けてくれて秀逸でした。

香港のいたるところでロケしたらしいのですが、本当に全編に香港の風景があふれていて、香港好きの人にはたまらないでしょうね。サイモンの趣味が写真ということになってて、劇中でも街中でカメラを構えるシーンがあります。そしてエンドロールでは香港の街並みを写した写真が次々と出てきて、《放・逐》の時も思ったんだけど、なんかやっぱり写真集を眺めてる気分になるんですよね。あ、そうか。《放・逐》はマカオだったけど《文雀》は香港が舞台だから、そういうところも私的にはより好きだったのかもしれない。

音楽もとてもおしゃれで、音楽だけ聴いてたら、なんだかオードリー・ヘプバーンが出てきそうな気がしました(「おしゃれ泥棒」とかをイメージしちゃった)。そういえばケリー・リンの衣装もどこかクラシカルだったし、サイモンの生成りのスーツが象徴するように、ちょっと小粋でおしゃれな映画でした。

ケリー・リンだけがセリフが普通話で、それで最初からこの謎の女が香港以外のどこかから来たんだなってわかるんだけど、香港映画にはよくある設定ですよね。(単に役者が大陸や台湾の出身だから普通話でしゃべってるというわけではなく、あえて違う言葉でしゃべる意味があるのだと私は思って映画を観てます。)でも私の友人などにはセリフを聞いただけでは広東語と普通話の区別がつかない人も多いです。いつも思うんだけど、そういう人が映画を見て、どの程度理解できるのかなぁ?中国や香港の映画を観るのに、セリフが全部同じ“中国語”にしか聞こえないって、ちょっと苦しいよなーと今回も思いました。余計なお世話か。


YesAsia.com

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2008年11月18日

《エグザイル 絆/放・逐》

今ごろになって書いていますが、11/3の試写会で観てきました。舞台挨拶付きだったので、呉鎮宇さんと黄秋生さんも生で見て来ました。まじめな顔して冗談かましていたようだけど、間に通訳が入るので、なんか不思議なトークでした。秋生さんにサングラスをとって欲しかった!

映画なんですが、ワタクシ、じゃんゆーや秋生さん達は好きですが、すごく好きってわけでもないし、杜h峰作品にも特に思い入れがあるわけでもないのです。面白いしオシャレだし綺麗だったけど、特に感動的というわけでもなく、美しい(あの辺のオッサン俳優達の美学とか、カッコよさは私にもわかるよ)写真集をパラパラ眺めるような映画でした。でも好きなタイプの映画ではありました。

映画を観終わって、隣の友達と顔を見合わせてお互いに最初に発した言葉が「リッチー・レン、かっこいい〜!!」でした。任賢齊が友情出演みたいな形で出ておりましたが、最初の感想がソコかよ!な私たち。一般的な香港映画ファンとは、どうも少しずれているようです(笑)

この同行した友達なんですが、実はその日の夜、夢を見たそうで。その夢の中で映画に関する疑問がわいて、私に質問していたんだそうです。しかも、夢の中で自己解決までしてしまったそうです。これが実に面白い話なんだけど、詳しく書くとネタばれになるし、映画はまだ公開前だからマズイですよね。えっと、友達の疑問は「写真の現像ができるの早すぎない?」というものでした。映画の予告編にも出てくる、あのセピア色の写真のことです。まー、50分のスピード現像をやってくれる写真屋が、あのマカオの街にあったなら問題ない気もしますが。。。
というか、あの映画を見て、そんなところに引っかかる友達とそれを面白がってる私は、やっぱりどこかズレてますね。

《エグザイル/絆》は12月6日から一般公開だそうです。公式サイト
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2008年10月27日

《生きていく日々/天水圍的日與夜》

東京国際映画祭でもう1つ観ることができました。《おばさんのポストモダン生活》と同じ許鞍華(アン・ホイ)監督で、《おばさんの〜》が面白かったので、「やっぱりこれも観よう」と当日券で観にいきました。私は大好きなタイプの映画だったけど一般受けはどうかなと思っていたら、「アジアの風」部門のスペシャルメンション(グランプリの次点みたいなもの?)を受賞したそうで、やっぱりいい映画だったのね。

《おばさんの〜》は上海が舞台で北京語作品でしたが、《生きていく日々》は香港のお話で全編ばりばりの広東語です。香港郊外の団地に住む母(貴姐)と高校生の息子、一人暮らしのおばあさんのある夏から秋にかけての生活を描いたもの。「特に何も起こらない」といえばまあそうで、大事件は起こらないし、登場人物が大声で泣いたり喚いたりもしません。

でも“普通の人”である貴姐にとっては、老いた母親が何度目かの入院をしたり、親戚に不幸があってお葬式に行ったり、同じ団地に住むおばあちゃんと仲良くなったり、そしてそのおばあちゃんがちょっとワケありで一緒に住めない孫に会うのに付いていってあげたり、息子が無事に進級できたり、って結構いろいろあった夏なんですよ。少なくとも私から見れば「何もない」なんてことはない。
でもそんな毎日を淡々とつつましく暮らしていて、そして息子に「お母さんは幸せそうだ」って思われてる貴姐。ああ、いいなあ。

この息子がまた本当にいい子で、優しくて素直でしかもイケメン、だけど普通にどこにでもいそうな男の子でもある。夏休みだから家で寝てばかりいるし(どこぞの息子とおんなじだ、笑)。でもどうやらお友達はちゃんといるし、先生にも気に入られているし、成績もまあまあいいらしいってことがなんとなーく薄々わかってくる。こんないい息子がいて、何かあるとすぐに会えるところに親兄弟がいて、兄弟達はそれなりに出世して何不自由なく暮らしているみたいだし、さりげなく姉である貴姐の生活も気遣ってくれているようだし、貴姐自身も元気に働けて、イライラしたり鬱々としたりすることなく毎日飄々と生きている、らしいことがやはりなんとなーく画面から伝わってくる。少ないセリフとあとは映像だけで、貴姐の人となりまでわかってきて、波乱万丈もハラハラドキドキもないけど全然退屈しないどころかどんどん引き込まれました。そして最後にそんな貴姐がある意味ちょっと羨ましいと思いつつ、ほんわかとした気持ちになりました。
(最初の頃は息子はろくでなしなのかとか、貴姐の親類は皆お金持ちなのに貴姐母子だけが貧乏でカワイソウな境遇なのかとか、ちょっと思わせぶりな演出があります。突然貴姐がクビになるのか?息子が何か事件を起こすのか?おばあちゃんは実はとっても暗い困った人なのか?なんてあれこれ思うけど、結局は何もなかったんだよね。「なーんだ。でもよかった。」みたいな。)

母子やおばあちゃんの日々の生活が丁寧に描かれるんだけど、スーパーや市場で買い物したりするシーンは自分達と全然変わらなくて親しみも感じました(私はスーパーで卵のパックを開けて卵の大きさを見比べたりはしないけどね)。あと母と息子の会話。「ある、ある〜」と思わずニンマリしちゃいました。
これが日本の話だったら、あまりに普通すぎて面白くもないかもしれないけど、香港だからこそ「香港も日本と同じねー」とか「香港ではこうなのねー」とかっていろいろ面白かったです。これは外国の映画を観る楽しみの1つで、これがあるから私は大型娯楽大作よりはこういう「小市民の生活を淡々と描いた」地味な映画が好きなんです。
ともかく《生きていく日々/天水圍的日與夜》は私の好みにぴったりの映画でした。

《生きていく日々》@TIFF
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2008年10月22日

《おばさんのポストモダン生活/姨媽的後現代生活》

今年の秋の映画祭については、期間中の予定がはっきりしなかったこともあり、先行予約はおろか一般発売の前売り券も買っておりません。でも、この映画は当日券が買えたので観てきました。
以前にも映画祭で上映された作品で、今年は特別再上映という形で一日のみ上映されたもの。監督は霆鋒出演の《玉観音》と同じ許鞍華(アン・ホイ)です。

今から観る人もそういないと思うのでネタバレしますが、上海で一人暮らしをしているおばさん(斯琴高娃/スーチン・ガオワー)をめぐるお話。そうです、主役は“おばさん”です。
おばさんは中国東北地方のある街で暮らしていたんだけど離婚して一人で上海で暮らすようになって10年。ケチケチ節約生活ながらも気ままに都会生活を楽しんでいたのに、周潤發(チョウ・ユンファ)演じる怪しい“おじさん”と知り合ったことがきっかけで詐欺にあい、コツコツ貯めた全財産を失ったあげく、陸橋の階段を踏み外して手と足を骨折してしまいます。お金もなく身体も動かず、仕方なく10年振りに会う娘(趙薇/ヴィッキー・チャオ)に悪態をつかれながら東北の寒い街に連れ戻されるというのが大筋。

上海でのおばさんはそれなりにオシャレもしてて、シャンとしてて、人情もあり、周潤發とちょっといい仲になるくだりでは可愛らしくもあり、見ててほんと楽しかったです。コミカルな場面も多く、場内でもクスクス笑いが何度か起こってました。(お金持ちな隣人の“水太太”はどこかで見たと思ったら、《男兒本色》のジェイシーのおばあちゃんでしたね。)

ところがいろんなことが起きて(省略するけど)、おばさんは「もう上海では暮らせない」と観念して、10年前に捨てた夫と娘の家に戻るわけです。おしゃれでインテリぶってた周潤發とは比べ物にもならない無骨で無口な夫の世話に明け暮れ、自分もすっかり白髪だらけになってしまいました(上海にいた頃はいつもキレイに染めていたのね)。
ラストシーンは寒い寒い市場。露店で夫が作った靴を売って生活しているらしく、その日も夫とおばさんは市場にやってくる。そこで店番をしながら虚ろな目をしたおばさんが饅頭(マントウ)を口に運ぶ、というところで終わるのです。

途中まですごく面白かったのに、陸橋の階段から転落したおばさんは人生からも転落しちゃって、たぶん嫌で嫌でたまらなくて飛び出してきたのであろう北の寒い街に戻って、淋しげに市場に座っている。このラストを一体、どう受け止めたらいいのか戸惑いました。おばさんや、おばさん予備軍の女性には辛い、悲しいラストでした。どうしてこんなやるせないお話を映画にしたんだろう?と理解に苦しみました。

でも、しばらく考えているうちになんだか解釈が変わってきました。おばさんは少なくとも上海にいた10年間は楽しかったはずで、離婚しないでずっと北の街で過ごすよりも絶対によかったはず。最終的に市場に座ることになったとしても、10年も気ままに楽しく暮らせたんだからおばさんには悔いはないんじゃなかろうか。上海で貯めたお金は全部なくなっちゃったけど、映画の中で周潤發やおばさんが言ってたように「この世に自分のものなどない」。何か物を残せばよいというものではないのです。

そう思っていたら暗い気持ちはなくなりました。同時に私も今でさえあまり将来を考えずに好きなことやって生きていますが、この先、どんな生活になっても悔いのないよう、何でもやりたい事やってやるぅ!と元気な気持ちになりました。うーん、どこまで楽観的?でもこの映画は「ああ、女の人生って何?」とかってため息ついて落ち込むんじゃなくて、そうやってたくましく前向きに解釈するのが吉っていう気がしました。結局、この映画、面白かったわ!
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2008年06月09日

ミラクル7号/長江7號

InAssociation with YesAsia.com

2008年
監督:周星馳(チャウ・シンチー)
出演:周星馳(チャウ・シンチー)徐嬌 (シュー・チャオ)張雨綺(キティ・チャン)

お陰様で5月26日の記事(ココ)をトラックバックして応募したら当選しまして、試写会に行ってきました!おもしろかった!かわいかった!泣けました!!

公式サイトに「SFチョー大作」とありますが、SF的要素はほとんどナシ!ミラクル7号(七仔)が「使えねー地球外生命体」だってこと以外は。でもこの七仔が可愛くてね〜。でもその七仔よりももっと可愛いのがシンチーの息子ディッキーを演じるシュー・チャオちゃん。この子以外にも、ディッキーの同級生の子供達がみんな可愛い!「ドラえもん」とか「クレヨンしんちゃん」に出てきそうな、非常にパターン化されたキャラクターでわかりやすっ!と思ったら、それもそのはず、シンチーは「ドラえもん」のファンで、この映画を作るにあたっても「ドラえもん」からヒントを得た部分がたくさんあるらしいです。とにかく子供達が本当に芸達者でもあり、かわいくもあり、なごみました。(この子たち、シュー・チャオちゃん以外にも男女逆転の配役をされてる子が多数らしいです。そして「情癲大聖」で霆鋒と共演した子役もいるらしい!)

ストーリーは非常にわかりやすく、子供でも充分理解できるお話。悪者は出てこなくて、父子を取り巻く人々が“いい人”ばかりです。貧しくても清く生きようとする父親役のシンチーが超かっこいい!実はこれまでのシンチーの映画では、どこかシンチーが演じる役に共感できない部分があったのだけど、この映画のシンチー(が演じる父親)には感動!子供を思う親心にきっと誰もが共感、感動できると思いました(またポロポロ泣いちまったさ!)。

挿入歌に懐かしい洋楽ポップスが使われているのも、なかなかよかった。でもエンディング曲はたぶん本当はS.H.Eの歌のはずなんだろなー。香港版DVDを見ていないので不明ですが。
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2008年02月12日

《ラベンダー/薫衣草》


2000年
監督:葉錦鴻(イップ・カムハン)
出演:金城武、陳慧琳(ケリー・チャン)陳奕迅(イーソン・チャン)

イーソンが出ているというので友達から借りていたDVDをやっと観ました。今更断るまでもないほど前の映画なんですが、一応ネタバレ有りです。

天使のカネシロくんがちょいとキモイ。ケリーは相変わらず気が強くてヤナ感じの女で(役柄が)、結末も予想どおりでしたが、でも途中でちょっと泣けちゃった。私の涙は全てイーソン演じる“チャウチャウ”のために。“チャウチャウ”はゲイなんだけど、ひたすら可愛くて、一途で、かわいそうでした。イーソンてば本当に器用な人ですね。

お話しはまあファンタジーで楽しめました。ただ天使はあくまでも清らかなまま天国へ帰って欲しかったかも。最後の列車の中のアレは不要だったんでは?あのシーンは何のためにあったんだろ?

監督は霆鋒の《わすれな草/半支煙》と同じ葉錦鴻(イップ・カムハン)なんですが、私は《わすれな草》の方が断然面白いと思いました。そういえば《ラベンダー》にもテレンスがちょっと出てますね。
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2007年11月02日

《父子 After This Our Exile 》

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2006年
監督:譚家明(パトリック・タム)
出演:郭富城(アーロン・クォック)楊采[女尼](チャーリー・ヤン)
    呉景滔(ン・キントー)林熙蕾(ケリー・リン) 許茹芸(ヴァレン・スー)

今年の香港映画祭では3本の映画を観たのですが、実はこの《父子》が一番印象に残りました。映画祭後、多くのニコ迷が生ニコ様との出会いの感激を反芻していらっしゃったであろう1週間、私はこの《父子》のあの子の泣き顔を思い出しては、道を歩いていても何をしててもぶわっと涙があふれて困るという日々を過ごしていたのです。トシとともに涙腺が弱くなり映画館で泣くことはしょっちゅうですが、その後1週間もひきずったのは始めてのことで、それだけ印象が強烈だったということです。

「どこだろう?」と思いながら観ていたのですが、舞台はマレーシアだそうで、少しくすんだ色合いの美しいシーンの1つ1つが目に焼きついています。ストーリーは要するに児童虐待の話なんですが、ただ子供がかわいそうというだけでこんなに涙が出るのではなく、郭富城演じる、子供を殴ったり泥棒をさせたりする、どうしようもなくダメな父親が、それでも子供を激しく愛していること、そして息子の方も、自分を裏切った父への思慕の情を大人になっても消しきれずにいたことに胸を打たれました。

自分もダメ親ながらも子供のことは世界一愛しているから、この父親の心情に激はまり。子供に泥棒をさせたりはしませんが、でも「もっと親としてちゃんとしなくては」と思いながらも、なかなか思うようにいかない日々を過ごしているから、父役の郭富城を見てるのが辛くて、辛くて。

ラストは一見、穏やかに終わるのだけど、この子がもし立派な大人に成長したとしても、子供の頃に負った深い心の傷は一生癒えることはないだろうと思うと、また涙、涙。譚家明監督も「彼の将来は簡単に結論付けられない。それはまさに、人生そのものではないか。」と言ったそうですが、まさしく子供の人生を完結しないまま、ポンと置いていかれたようなラストで、私はとても「お父さんもお母さんも平穏な人生を手に入れてよかったな」という気持ちにはなれませんでした。とってもいい映画だったけど、最後に拍手をする気持ちにはとてもなれなかった。

ここまで書くのに、またひと泣きしてしまいました。ちょっと私の反応は異常かもしれない。子供がひどい目にあうというシチュエーションそのものにどうにも耐えられません。でも郭富城と子役の呉景滔くんの演技は素晴らしかったです。大きくなってからの息子役の人も、ほんのちょっとの出演だったけど良かったです。最後に涙ぐむところが特に・・・ああ、ダメだ!また涙が・・・!

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第19回東京国際映画祭でのティーチインの内容@JanJan
郭富城の「孤単説[女尓]忘了我」MV(予告編よりこっちの方が長いので)

この《父子》で、心臓をワシ掴みにされぐわんぐわん揺さぶられるかのような感動を味わったので、他の《鐵三角》と《男兒本色》の印象はすっかり吹っ飛んでしまいました。(あ、どちらもすごく面白かったんですよ。見終わってから気持ちよく拍手したし。)《男兒本色》はいろんな意味でもう1回は観ないと語れない。
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2007年09月23日

《キープ・クール/有話好好説》


1997年
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
出演:姜文(ジャン・ウェン)李保田(リー・パオティエン)
    瞿穎(チュイ・イン)葛優(グォ・ヨウ)

北京から帰ってきて、本当はすぐにでも《ラスト・エンペラー》を観たかったのですが、TSUTAYAに1本だけあったそれは誰かに借りられていて、仕方なく《キープ・クール》を借りて観ました。

張芸謀が初めて挑戦した現代の北京を舞台としたお話です。ずっと以前から「面白い」と噂には聞いていて、しかも姜文、葛優などの名優も出ているので(張芸謀もちょこっと出演)、「ハズレはない!」と確信して借りましたが正解でしたね。―“ちょこっと出演”といえば、趙本山も出てました。春節番組に必ず出てきてコントとかやる、大陸で大人気のコメディアン(?)―

私はこの手の映画は好きなのです。ちょっと《Crazy Stone/瘋狂的石頭》ぽかったですが、あれは若手の監督・スタッフで撮った映画。こちらは張芸謀が新境地を開くべく実験的に斬新な手法で撮った映画という感じ。でも観る側にはそんなことはどうでもいいわけで、私は単純にストーリーの面白さ、可笑しさを楽しみました。
張芸謀監督ということで、《初恋のきた道》とか《英雄》とかと同じ系統だと思ったら大間違いです。なんというか、ごくごく身近にどこにでも在りそうな、在り得なさそうな、そんなお話。注:イケメンは出て来ませんが、チャーミングなおっさん達は出てきます。(あれを“チャーミング”と思うのはワタシだけかしらん?)

追記:挿入曲の骨太なロックが、いかにも大陸的でこれも良かった!です。
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2007年07月04日

《傷だらけの男たち/傷城》

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2005年
監督:劉偉強(アンドリュー・ラウ)&麥兆輝(アラン・マック)
出演:梁朝偉(トニー・レオン)、金城武、舒淇(スー・チー)
    徐静蕾 (シュー・ジンレイ)、杜[シ文]澤(チャップマン・トー)

書くのが遅くなってしまいましたが、数日前に試写会で観てきました。(本当は本日のプレミア試写に行きたかったけど、残念ながらそれには当たらず。)

暗いお話です。謎解きの部分が大きいので、ストーリーについては何も書けませんが、俳優さん達はどの人も役柄にぴったりはまっていると思いました。その中でも、重苦しい雰囲気の中で舒淇の明るさに救われている感じがしました。私はこの映画の舒淇は可愛くて好きです。でも本当はもっと若い女優さんがやるとよかったのかなとも思いましたが。

映画の冒頭で断片的にいろいろなシーンが矢継ぎ早に流れ、ここで「大丈夫。今は解らなくても後でつながる。」と思えればいいのですが、単純明快な映画(私はハリウッド映画をあまり観ないのですが、例えばハリウッドの娯楽映画がそうなのかな?)ばかり観ている人にとっては、ちょっと解りづらくてイラッとくるかも。
私はその点は大丈夫だったのですが、別の理由で導入部分でなかなかストーリーに集中できず困りました。というのは、香港の風景満載なため、どうしても背景の街並みにばかり目が行きがち。標識とか映ると「どこの通りかしら?」とそればかり見たり、知ってるビルが映ると「あ、ここ!通った!」とか・・・。ダメですねぇ。初香港後遺症?我ながら「バカじゃない?」と思ってました(笑)
ちっとも映画の感想になってなくてスミマセン。あ、最後に流れる主題歌ですが、私は映画に合ってて良いと思いましたよ。この映画のために作られたもの(ですよね?)なんだから当然でしょうけど。

「傷だらけの男たち」日本公式サイト
リンク貼っちゃいますけど、映画を見るまであまり読まない方がいいような気もします・・・。

以下は左より、サントラCD(香港版)、電影写真集、フォトセット@yesasia.com
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2006年11月17日

《ウィンター・ソング/如果.愛: Perhaps Love》

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2005年
監督:陳可辛(ピーター・チャン)
主演:張學友(ジャッキー・チョン)、金城武、周迅 (ジョウ・シュン)、チ・ジニ

おもしろかった〜、素敵だった〜。
のっけからサーカス団の群舞のシーンで一気に映画の世界に引き込まれ、現実(それも10年前と現在)と撮影中の映画のシーンが交錯し重なり合う世界を登場人物らと一緒に体験している気分になりました。なんだかふわふわと夢を見続けているような感覚でした。

周迅のちょっとした表情がとにかく可愛い。彼女が演じる孫納は、生きていくため、女優としてのし上がっていくために、男たちを踏み台にする女。でも計算ずくで生きてるようないやらしさは感じない。孫納は孫納なりに一生懸命生きて相手の男性を愛してきたんだと思えるような清冽さを感じるのは、やっぱり周迅の魅力ゆえなんだろうと思いました。

金城武演じる見東は過去に未練たっぷりな男。途中で孫納を北京に連れて行くくだりでは、あまりの未練タラタラぶりにドン引きしました。一緒に観た友人も「あれじゃ金城くんは全然いいとこ見せられなかったじゃん!」と少々不満げでしたが、でも綺麗な男が悶々と悩む姿はそれはそれで良しという結論に(笑)

映画監督役の張學友さん。彼も苦悩する監督、そしてサーカス団の団長を渋く演じ、しかも最後は大人の男!という感じで見東との対照ぶりを見せ付けて、いい役でした。なにしろもう、歌が素晴らしくて思わず身震いしてしまうようでした。

ラスト近くのあるシーンで、映画クルーが着ているお揃いのジャンパーの背中に意外な文字が!「え!なんで?!」。そこでやっと主人公達が撮っていた映画の題名がわかりました。思わずそこに反応したのは、今日あの映画館の中で私だけだったかもしれませんが(笑)

《ウィンター・ソング》サントラ、ノベライズ、写真小説
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2006年11月02日

《Crazy Stone/瘋狂的石頭》

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2006年
監督:寧浩(ニン・ハオ)
主演:郭濤(グオ・タオ) 、劉樺(リウ・ホア)、連晋(リァン・ジン)

これは本当に面白かったです。有名な役者は誰も出ていないのに中国で大ヒットしたと聞いて、ぜひ観てみたいと思った映画でした。

ストーリーは、重慶のある古びた工場のトイレの床下から発見された翡翠(石)をめぐって繰り広げられるドタバタ劇です。借金を抱えて困っていた工場長は翡翠を公開展示して一儲けしようと思い、工場の警備主任である主人公に展示会場の警備を任せます。そこに、この翡翠を盗もうと企んだ地元の泥棒一味や香港からやってきた怪盗、工場長のどら息子、さらに工場の敷地を狙う地上げ屋らがからんで大騒動が巻き起こります。

脚本がほんとによく出来ていて、複雑に絡み合い、すれ違う登場人物達の動きが計算され尽しているし、テンポもよくてぐいぐいと引き込まれます。この映画にはイケメンも美人女優も出てきません。誰もがみんな、どこか抜けていて、でも憎めない。主人公ですら、さえない風貌の中年おっさんで、しかも前立腺炎でオシッコが出なくて苦しんでいるという、およそヒーローとは程遠い人物なのです。でも寄ってたかって翡翠を狙う悪党どもを相手に涙ぐましく奮闘する姿が、カッコよくはないんだけど不思議と魅力的に見えてしまいました。

この映画を観ていて「笑いのツボって中国の人も日本人も変わらないんだなぁ」と思いました。会話の間の取り方とか、リアクションとか、本当に観ていて可笑しかったです。
それから随所にいろいろな小ネタが隠されていて、それにまたクスっとしたり、プッと噴き出したり。ある登場人物の携帯の着うたが花儿楽隊の《[口喜][口刷][口刷]》だったのですが、この曲は去年中国で大ヒットし、花儿はこの曲で“最佳鈴歌曲奨”(着うたダウンロード数No.1みたいな賞)を受賞しているんですね。また主人公の仲間がわけあってパンツ一丁で安ホテルのロビーに現れるシーンがあるのですが、そのトランクスの柄が中国のサイトQQ.comのマスコットのペンギン(?)にそっくりでした。また先日、日本のテレビ番組でも紹介された中国の国宝級とも言われる舞台芸術「千手観音」のパロディが出てきたりと、知っていればなお可笑しいというネタも満載でした。これはきっと中国の若い人にもウケたのではないでしょうか。

上映後にはティーチ・インが行われ、主演のグオ・タオさんと、この映画の音楽を担当したファンキー末吉さんが出席されました。実物のグオ・タオさんはスラッとしてカッコよかったのですが、実は映画では太っちょの情けない中年男を演じるために10キロも体重を増やしての出演だったそうです。グオ・タオさんのお話から、この映画は監督を始めスタッフも出演者も若く、まだ演劇学校を卒業したばかりの素人同然の人も多く参加していたと知りました。どおりで映画に勢いが感じられるし、その感性が中国の特に若い人達に指示されたのだろうなと思いました。

もし日本でも一般公開されることになったら、多くの人に見てもらって「こういう中国映画もあるんだなぁ」と感じて楽しんで欲しい、そういう映画でした。
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2006年10月25日

《ドッグ・バイト・ドッグ/狗咬狗》

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2006年
監督:鄭保瑞(ソイ・チェン)
主演:陳冠希(エディソン・チャン)、李燦森(サム・リー)

24日の上映を観てきました。今回の東京国際映画祭で一番観たかった映画なので、早々にプレリザーブでチケットを取ったのですが、なんとこの日は舞台挨拶やティーチ・インはなし。生エヂに会いたかったよ・・・。

さて映画なんですが、一応覚悟して行きましたがかなりグロでした。暴力と血と不潔なシチュエーションが苦手な方にはお薦めしません。そこははっきりと言っておきます(笑)
でも私はホラーなスプラッタは苦手ですが、これは大丈夫でした。エヂもサム・リーも凄かったです。狂犬のような二人(エヂとサム)から周囲の人々にまでじわじわと狂気が広がっていくのが怖かった!

内容についてはあんまり書けませんが、エヂがとにかく良かったです。《ムービング・ターゲット》、《無間序曲》、《ベルベット・レイン》《頭文字D》《同じ月を見ている》と観てきて、観るたびにどんどん良くなる役者さんだと思います。サム・リーのシリアスな演技は始めて観たかも。この人も凄みがあってよかったです。《硝子のジェネレーション》では痩せてヒョロヒョロしたイメージだったのに、いつのまにあんなに逞しくなっていたのでしょうか。
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2006年09月21日

《靴に恋する人魚/人魚朶朶》

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2005年 台湾
監督・脚本:ロビン・リー
主演:徐若[王宣] (ビビアン・スー)、周群達 (ダンカン・チョウ)

日本の公式サイトを見た時に、あまりの可愛らしさに「絶対観に行こう!」と決めた映画でした。期待に違わずというか期待以上によかったです。出てくる靴だけでなく、ビビアンのファッションやお部屋のインテリア等々全ておしゃれでラブリー。

ストーリーは大人向けの“おとぎ話”といった風情。誰もがよく知っているおとぎ話の寓意が全編に散りばめられていて、ゆったりまったり進行します。ビビアン扮する「靴を買うのが大好きな女性、ドド」の可愛らしさとダンカン・チョウ扮する「ドドがみつけた王子様、歯医者のスマイリー」の優しさにうっとりしてしまいました。「どんな靴も似合ってしまう」ビビアンの美脚にもうっとり。

靴恋.JPGとにかくどのシーンも全て絵はがきにして部屋に飾りたいほど可愛い。せめて写真が少しでもあればとパンフレットを買いました。これがまた絵本のようなしっかりした装丁で、真っ赤な表紙が素敵!最後のページは“飛び出す絵本”式の作りになっていました。

この映画はアンディ・ラウ(この映画のナレーションも担当)が発足させたプロジェクト<FFC:アジア新星流>の第一弾作品です。同じくアジア新星流が手がけて中国で大ヒットした《瘋狂的石頭/クレイジーストーン》が、東京国際映画祭「アジアの風」部門で上映されるそうで「観たいなー」と思っています。
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2006年06月02日

《嫌われ松子の一生》

《嫌われ松子の一生》を観ました。
原作は読んでいないし、何も情報がないまま、ただ「面白いらしい」というので観に行きましたが、多分これまでで初めてじゃないかっていうくらい泣きました。家ではしょっちゅう映画を観て泣きますが、映画館ではかなり我慢します。なので今日みたいにボロボロと、しかもまだまだ序盤という辺りから泣き続けたのは初めてでした。

ところが何にそんなに感動したのか、家に帰ってきたらよくわからないのです(^^;)雰囲気に飲まれたのだろうか?書き出すといろいろあるんだけど、なんだか大事に胸にしまっておきたい気分だなあ。それじゃ映画レビューになりませんね(笑)
私も主人公と同じ福岡出身なので「あの川は筑後川だろう」とか「あのデパートは岩田屋だろう」とか、そんな所からもかなり早い段階でのめり込んでしまったのは確かです。

ただ松子が40歳を過ぎてからは、それまでの波瀾万丈に対して何も事件が起きなくなってしまう。松子の人生がそうなんだから仕方ないけど、それがちょっと寂しかった。40歳過ぎたら、もう何もないのかなあって。
あ、いやいや、あった。このまま引きこもり状態が続くかと思いきや、一度だけ松子さんがあるモノに夢中になって、ちょっとだけ元気になったりするのですが、その場面では涙も引っ込み苦笑するしかなかったですよ、ワタシ。

ところで、松子の同棲相手「龍洋一」役の人がかなりカッコよかった。後半はずっと泣き続けだったにもかかわらず「イイ男」チェックは決して欠かさない自分に呆れてました。やれやれ。

《嫌われ松子の一生》 オフィシャルサイト

《嫌われ松子の一生》関連の本、CD
  

  
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2006年03月21日

頭文字D THE MOVIE

yesasia頭文字D.jpg

2005年
監督:劉偉強(アンドリュー・ラウ)/麥兆輝(アラン・マック)
出演:周杰倫(ジェイ・チョウ)/鈴木杏/陳冠希(エディソン・チャン)/
   余文楽(ショーン・ユー)/黄秋生(アンソニー・ウ ォン)ほか

映画館で見そびれたので、DVD発売を待ってさっそく観ました。
おなじみのエジや秋生さんが出ていて頭の中では香港映画を観ているつもりなんですが、映し出される光景は風景といい、拓海の家の中といい“日本!”なので不思議な感覚。でもストーリーに入り込むうちに全然違和感がなくなりました。

私は車には全く興味がないどころか、あんな山道、普通に走っても完璧に酔います。でも機械いじりは好きなので、中盤、車をチューンナップするあたりから共感できて面白かったです。秋生さんが存在感ありありでよかった。ジェイもなかなかよかったです。はにかんだ表情が結構かわいいんですね。でも勝負の時はキッとした目つきになって。運転席に座ってるだけで動きがほとんどないのも、演技初心者のジェイには都合が良かったのかも。(だって運転スタイルは何パターンかの繰り返しでしたよ。)

もちろん広東語音声で観ていたのですが、ラスト近くにジェイの「一路向北」が流れるところで、ふと日本語吹き替え版は別の曲になっていると聞いたのを思い出して、音声を切り替えてみたら、ほんと!全く違う曲じゃないですか!
とりあえずラストまでジェイ曲を聴きながら観て、観終わってから最後のシーンだけもう一度吹き替えにして観てみました。曲のイメージが全然あってない!!映画が終わってエンドロールのところでかかる曲がジェイ曲ではなくAAAとかいうグループの曲に変わるだけかと思っていたのですが、そうじゃなくて思いっきりクライマックスのシーンで流れる曲が変えられていたんですね。なんだか映画が台無しで、「ひどいことするなあ!」と思いました。

それで思ったのが例の《SPIRIT》の主題歌差し替え騒動ですよ。この映画でもジェイの「霍元甲」が別の曲に変えられているそうです。《頭文字D》を観て、改めて音楽も映画の一部であると実感しました。それを変えてしまうなんて、映画を作る人、観る人両方を尊重していないと思います。
私は特にジェイのファンというわけではありませんが、映画を愛する者として遅ればせながら、ここで一言言っておきます。映画の主題歌、挿入歌を変えるような事はしないで下さい。オリジナル版を上映して下さい。

warner.sistersさんのブログも、どうぞご覧下さい。陰ながら応援しております。
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2006年03月05日

《T.R.Y.》

p1002837489.jpg 昨日テレビでやっていました。実は私はなぜだか織田裕二が苦手でして、《踊る大捜査線》シリーズも一度も観たことがないのです。多分、食わず嫌いだと思うので、ファンの方がいらしたらごめんなさい。

 映画は、やはり最初のうちは織田裕二の“カッコつけ”がどうにも気になり、背中がムズムズするような感じで観ていたのですが、そのうち気にならなくなり、いつしか「おや、カッコいいかも」と思う場面もあったりして。やっぱり食わず嫌いだったんでしょうか。
 ストーリーは「たぶん原作には書いてあるのだろうけどはしょったのね」という感じがしまくりで、どうも説明不足の感はありましたが解らないほどではなかったです。まあまあ面白かったかな。
 この映画は日本語、中国語、韓国語がとびかうお話なんですが、《無極》の影響か「このセリフは吹き替え?これは本人の声?」といちいち考えてしまう私がいました。それから織田裕二は確かに陳坤(チェン・クン)に似ている!

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2005年11月18日

《パープル・バタフライ》

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2003年 中国・フランス合作
監督・脚本 ロウ・イエ
出演    仲村トオル、チャン・ツィイー、リウ・イエ、
       フェン・ヤンチェン、リー・ビンビン

とてもいい映画でした。映像も音楽も、そして何よりも役者さんの演技が。

全体を通してもそうですが、前半は特にセリフがほとんどありません。ひたすら大雨のシーンが多く、雨音だけが響く中を物語が静かに進行します。決して単調な展開ではないはずなのに、なぜか静かな印象。
セリフが少ない上に役者の顔のアップを長回しで撮り続けるというようなシーンが多く、役者さんは言葉に頼らず表情やしぐさで表現しなければならないわけです。チャン・ツィイーと彼女をめぐる3人の男(仲村トオル、リゥ・イエ、フェン・ヤンチェン)、どの人の演技も素晴らしく、何も語らなくてもそれぞれの心の葛藤が手に取るようにわかり、さすがだと思いました。
チャン・ツィイーはデビュー作の「初恋の来た道」以外の作品では、やたらツンツンしてたり、アクションで飛び回ったりしているイメージしかなかったのですが、この作品を観て「やっぱり上手いなあ」と思いました。

映画の中であからさまに反戦や抗日思想を訴えているわけではなく、ロウ・イエ監督も「歴史を再現したいのではなく、ストーリーそのものを語りたかった」と言っているそうですが、それでも戦争によって人の心が殺伐として狂気を帯びてくる様を突きつけられたようで、観終わった時に「戦争は嫌だ!」とあらためて思わされました。

リゥ・イエの恋人役の李冰冰(リー・ビンビン)が、この人もほとんどセリフがないのだけど、すごく綺麗ではかなさを漂わせていて素敵でした。

《パープル・バタフライ》公式サイト
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2005年11月14日

《武士(MUSA)》

2001年
監督:キム・ソンス
出演:チョン・ウソン、チュ・ジンモ、チャン・ツィイー、アン・ソンギ
   ユー・ロングァ、パク・チョンハク

チャンネルNECOで韓国映画の《武士(MUSA)》をやっていたので観ました。
奴隷と将軍とお姫様、「どこかで聞いたような設定(《無極》と一緒)」と思いながら観始めましたが、こちらは「男女の愛憎」にはほとんど触れず、ひたすら「武士としての生き方」を追求した“男臭い”映画でした。
アクションは凄かったです。個人的に《HERO》などのビヨーンと後ろに跳んだり、真横にシューっと飛んできたりするワイヤーアクションよりは、こっちのリアルアクションの方が好きでした。(武侠物などのワイヤーアクションも、あれはあれで「そういうスタイル」と思って観るので嫌いではないですが。)
高麗の使臣団の人達のキャラがだんだんわかってくるにつれて感情移入もできて面白く、緊迫感もあって最後まで引き込まれて観ました。でもラストはなんだか虚しくなって、あんまり共感できない終わり方でした。

ところで映画を見終わってから、日本の公式サイトを観たのですが、5人のキャストの紹介しかなかったです。私は結構他の出演者にも興味がわいて、使臣団の通訳の人とか若者とか、せめて名前だけでも知りたいと思った人が何人かいたのですが、5人以外は何も情報がありませんでした。公式サイトってそんなものなのかな。ちなみに、ワーナーさんでしたけど。
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2005年10月15日

《ベルベット・レイン》

ベルベット・レイン.jpg

観てきました。
全編を通して、白熱灯で照らしたような赤っぽい色合いがなかなかよかったです。映像は実験的で面白かったけど、まだ洗練されたと言えるところまでは達していないという印象。新人の監督さんだそうなので、これからに期待というところでしょうか?
ストーリーが最初はわかりにくくて、ついていくのに一生懸命でした。ラストもちょっとよくわからなくて、映画を見終わった後にプログラムを買って読んだのですが、あらすじを読んでさらに「?」。プログラムに書いてあるあらすじは、あれであってるのかな?
ショーンはずーっとかっこよかったです。でも私はエジの演技が心に残りました。
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