2008年02月15日

汪峰《花火》

花火.jpg汪峰が個人名で出した最初のアルバムであり、鮑家街43号から数えると3枚目となる《花火》。中国発売版はこのジャケット→

私はこれは名盤と言っていいと思います。ロック好きな人なら《勇敢的心》もいいけど、そうでなければ《花火》が一番お薦めかも。全部の曲が夢のように(という形容が決して大げさでないと思うワタシ)美しく、哀愁に満ち満ちています。
中でもタイトル曲の「花火」(この曲は汪峰が北野武監督の映画『花火』を観てインスピレーションを得て作ったそう)。初めて聴いた時に鳥肌が立ちました。うまく言い表せないけど、とにかく衝撃的でした。まあとにかく聴いてみて。
花火MV  花火ライブ版(←聴くなら断然こっちがオススメ!)
ライブ版の方が音がきれいです。この曲はできるだけ音響の良い状態で聴いていただきたい。余談ですが、ライブ版の汪峰さんはかなりの長髪ですが、その髪はひたすらサラサラで、しかも真っ白なシャツの裾をしっかりズボンに入れたその姿に、お育ちの良さを感じてしまう(笑)

ところで、汪峰29歳の時、[竹/均]子という新進女性歌手との出会いがありました。汪峰が彼女に楽曲を提供しアルバム制作にも関わったことから二人は付き合うようになるけど、半年ほどで別れてしまいました。[竹/均]子は才能豊かな若い歌手で、またとても内向的でナイーブな人でもあったらしい。二人の“分手”後、数ヶ月たってから、[竹/均]子は自らの命を絶ってしまいました。
彼女の死後、さらに数ヶ月たってから出されたのが、《花火》なのです。このアルバムに収録された曲の多くが、彼女と出会うよりも前に既に作られていたらしいのですが、どうしてもアルバム全体を覆う憂鬱感と[竹/均]子の件を結びつけずにはいられません。でも決してただ暗いだけではない、なんだか心に深く染み入る暖かさも持ち合わせているところがやっぱり汪峰なんだなぁ。

上で紹介した「花火」以外にも「迷鹿」とかきれいな曲ばかりなんだけど、中でも前にも紹介した「美麗世界的孤儿(美しい世界の孤児)」が泣きたくなるほど好き。[竹/均]子も生前、この歌が大好きだったと読んではいたのだけど、CDの歌詞カードの「美麗世界的孤儿」というタイトルの下に極小文字で「献給青年歌手[竹/均]子」と書いてあるのを発見した時は本当に泣きそうになりました。
「美麗世界的孤儿」のMVはないみたいなので、2004年のライブ映像をどうぞ。

[竹/均]子」の件やその他、汪峰の経歴については以下の記事を参考にさせていただきました。
逆着青春逆光的汪峰 我们一样生来孤独@新浪
汪峰公式サイト掲示板@  汪峰公式サイト掲示板A
《花火》宣伝時の汪峰インタビュー記事@新浪
↑この記事の中にインタビュアーの感想として「汪峰は伝えられているような偏屈で傲慢な人ではなく、おしゃべりが好きだ。ただまっすぐに物を言うので、それが嫌いな人もあるかもしれない。」「彼の音楽と同じように、彼自身にも趣がある。」と書いてありました。
posted by meiry at 17:18| Comment(2) | TrackBack(0) | ワン・フォン/汪峰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今夜はどこへ行ってもカキコできない〜と思ってたけど、
ここではやはり吼えたい!(笑)
コレ届くよ〜・・・多分、不在中(爆)

そんなことがあったの〜、うぅぅ〜、しくしく;;
Pも『美麗世界的孤儿』大好きだよぉ〜♪
明日は新幹線で聴きながら行くよ〜!
(だから、じぇるんは?(苦笑))
チョコの写真も汪峰さんに替わったのね、うふ。
Posted by パブロ・あいまーる at 2008年02月15日 22:58
■Pちゃん
お忙しい&お疲れのところ、コメントありがとう。
「花火」は留守中に届きそうなのね。お江戸から帰ってからのお楽しみだね。
私は「花火」はあまりに聴きすぎてCDが擦り切れるんじゃないかと思い、
真剣に「もう1枚買おうか」とまで思ってるくらいよ。
(オットが「CDは擦り切れない!」と呆れてるよ・・・)
Posted by meiry at 2008年02月16日 01:17
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